MagentoとShopifyはどうちがう?どちらを選ぶべき?

ShopifyとMagentoどうちがう?どちらがいい?
ShopifyとMagentoどうちがう?どちらがいい?

アメリカで自社製品を売りたいという方にまずお話するのが、オンラインストアのプラットフォームについてです。日本国内向けですとEC-CUBEやMakeShop、カラーミーなどのことです。そのプラットフォームですが、アメリカでは現在ShopifyとMagentoが二強と言われていて、この二つは大きな違いがあるにも関わらずよく比較をされます。
Magentoは歴史が古く以前から人気があるのですが、そこにShopifyが台頭し、現在Magentoの最大の競争相手と言われています。

MagentoとShopifyの基本的な違い
◇人気
◇コーディング
◇費用
◇拡張性
◇性能
◇デザイン
◇ユーザーエクスペリエンス
◇SEO
◇スピード
◇コミュニティ

◇人気
Magentoは最も利用者が多いプラットフォームで、トップサイトの14%がMagentoを利用、一方Shopifyは6%となっています。またGogleトレンドによると2004から現在までのMagentoは検索総数はShopifyよりも多いという結果が出ています。※ Vew full reports Google Trends

実際にどんな企業が利用しているかというと、MagentoはNikeやRosetta Stone, Olympus, Gjiradelliなどビッグネームが並び、Shopifyは大企業の利用はTeslaや Los Angeles Lakers’ Storeなどの数社に限られ中小企業がメインです。

コーディング
MagentoはPHP、一方ShopifyはLiquidを利用しています。Magentoはオープンソースですが、Shopifyはクローズドです。
この違いは「何が実現可能か」を示すため、どちらを選ぶかを選択する際の重要なキーとなります。
それぞれを詳しく説明すると、「オープンソース」というのはソースコードを無料で手に入れることができ、システムの開発に自由に参加できることです。一方クローズドはソースコードが公開されていないので、修正や変更ができません。
つまりMagentoは自由にカスタマイズをすることができますが、Shopifyはできることが限られます。

以上のことからShopifyは基本的な機能のみで必要充分なオンラインストアを運営したい人にとっては良い選択となりますが、複雑なカスタマイズを必要とするオンラインストアには向きません。

◇費用
ShopifyはSAASと呼ばれるソフトウェアです。
月額の費用を支払い、Shopifyにアクセスすることでショップを運営します。最初のトライアル期間は無料で利用することができ、その後はプランごとに料金が異なります。

Shopify Pricing:
Basic $29
Pro  $79
Unlimited $299

月額費用を多く支払うことで、より多くの機能を利用することができます。またShopifyではPayPalなど、他社が運営する支払い機能を使うと取引費用が加算されます。パーセンテージは2%から0.5%となっており、プランによって異なります。ユーザーの利便性を考慮し、支払い方法は複数ある方がよいと判断した場合、取引が行われるごとに費用がかかるため、多くの取引を行うと取引費用だけで莫大な金額となります。
※Shopify独自の決算システムのみの利用であれば取引費用はかかりません。

Shopify利用者はホストを用意する必要はありませんが、Magento利用者はホストを用意しなくてはなりません。この費用は最低で$4 程度です。ホスト選びはストアの成功に欠かせない要素です。サイトのスピード、サイズ、どれだけの商品をオンラインストアで販売することができるかは、ホスト次第となるからです。Magento利用者はニーズと予算に合わせてホストを選ぶことができます。

Magento Pricing:
-Community Edition: 無料
-Hosting: $4-$100以上 / 月

MagentoもShopifyもそれぞれ基本的な機能と別に、アドオンと呼ばれる機能追加が可能です(無料と有料あり)。Magentoはセットアップのためにエンジニアに作業を依頼するケースが多いので、これも見込費用として念頭に入れておく必要があります。

◇拡張性
MagentoはShopifyよりもスケールの大きな、たくさんの商品を扱うストア向けです。
もし簡単に小さなストアを運営したいということであれば、Shopifyがいいでしょう。しかし成長性やより柔軟なカスタマイズをしたいと考える場合はMagentoの方が良いと言えます。

◇性能
Magentoはビジネスオーナーにとって強固なツールといえます。有料、無料を含めて5000以上のアドオン機能があり、性能においても、Shopify に比べてかなりの優位性があります。一方でShopifyのアドオンは100程度となっています。
どんなアイデアもMagentoの拡張機能を利用すればほぼ実現することが可能です。細かな要望も叶えることができ、可能性はほぼ無限大。さらにShopifyと比較するとMagentoはクーポンコードやギフトカード、顧客ダッシュボード、関連商品、欲しいものリスト、オーダーステイタス表示機能など様々な機能拡張を行うことができます。

◇デザイン
ブランディングの主な要素はデザインです。Magento、Shopifyどちらとも有料無料含め、多くのデザインテーマが用意されています。多くのテーマはレスポンシブ(スクリーンサイズの変更機能)となっています。より多くのユーザーを獲得するためには、モバイルフレンドリーのオンラインストアであることがとても重要となるからです。
Shopifyのデザインテーマは色やフォントの変更は可能ですが、すべてをカスタマイズすることはできません。一方Magentoはどんな変更も可能です。

◇ユーザーエクスペリエンス
多くの人がShopifyはMagentoよりも簡単で技術者でない一般の人向けに作られているといいます。Shopifyは登録したらすぐにショップを立ち上げることができ、ストア機能の中にカスタマイズツールも含まれています。既存の拡張機能を使えば、Magentoもかなり簡単に利用することができ、シンプルな機能のみの利用であればコーディングをする必要もありません。
MagentoとShopifyを比較すると、Shopifyはレポートや支払い機能、顧客情報の整理、商品の管理等が容易で、高度な技術がなくてもオンラインストアの管理ができます。

◇SEO
オンライン購入の44%はオンライン検索結果から発生しています。あなたのストアや商品がGoogleや他の検索エンジンを通じて見つけられることがいかに重要であるか、この数字から理解いただけると思います。
eコマースはSEOとは切っても切り離せない関係です。”SEO scores of 16 shopping cart platforms“による「SEOにより優位なプラットフォームはどれか」というランキングにおいて、僅差ではありますが、Magentoがトップ、続いてShopifyとWoocommerceが同スコアという結果です。
SEOの優位性はヘッダー、メタディクリプション、ページURL、タイトルなどから判断できます。このSEOスコア比較によって、ShopifyとMagentoがSEOにおいて優れていることがわかります。

◇スピード
ウェブサイトのスピードはSEOランキングの要因の一つであり、顧客が購入に至るか否かを大きく左右します。ストアページや商品ページを読み込むのに時間がかかると、潜在顧客が他のウェブサイトに流れてしまうことになりかねません。たった1秒の遅れがコンバージョンを7%低下させる、という調査結果が出ているほどです。読み込みスピードの早さはオンラインストアビジネスの成功に欠かせない要素です。しかしスピード面でどちらが優れているか、ここで述べることはできません。というのもMagentoはホスト次第となるからです。

コミュニティ
MagentoはShopifyに比べて多くの人が交流するコミュニティの場があります。活発に交流がなされているので、Magento開発者はこのコミュニティボードから問題之解決法を知ることができます。またビジネスオーナーがこここから開発者を探すことも容易にできます。

結論
すべてのオンラインストアにとって、どちらのeコマースプラットフォームがベストであるか、一概に述べることはできません。簡単に100商品を販売するストアを作りたいというのであれは、Shopifyが最も適しているでしょう。もし拡張性、カスタマイズ制に無限の可能性をもとめているのであれば、Magentoのほうが良いといえます。オンラインストアの目的、予算そしてどれだけ専門知識があるかによって異なるので、まずはどんなオンラインストアにしたいかを考えることが最適なプラットフォーム選びにおいて重要となります。

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